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今日はCoinGeckoが発表した「高速なブロックチェーンのTop25」を紹介します。
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目次
1. 高速なブロックチェーンTOP25を紹介
2. ソラナが最もTPSが高い(つまり速い)
3. ソラナはイーサリアムに比べて、46倍以上速い
4. Polygonよりも、ソラナの方が5倍以上速い
5. EVMチェーンよりも非EVMチェーンの方が約4倍速い
6. BSCがEVMチェーンの中で最も速い
7. 終わりに
1. 高速なブロックチェーンTOP25を紹介
今回の調査は、CoinGeckoが2024年5月17日に発表したものとなります。
リンク:https://twitter.com/coingecko/status/1791406159376904511
指標は、1秒間あたりのトランザクション数(TPS)です。 高速なブロックチェーンのトップ25は、以下のとおりとなりました。
1. Solana:1,054 TPS
2. Sui:854 TPS
3. BSC:378 TPS
4. Polygon:190 TPS
5. TON:175 TPS
6. Tron:160 TPS
7. Near:118 TPS
8. Avalanche:89 TPS
9. Cronos:72 TPS
10. Gnosis:66 TPS
11. Fantom:59 TPS
12. Arbitrum:59 TPS
13. Linea:56 TPS
14. Aptos:49 TPS
15. Base:37 TPS
16. Mantle:25 TPS
17. Ethereum:23 TPS
18. Starknet:12 TPS
19. Optimism:12 TPS
20. Bitcoin:11 TPS
21. Blast:10 TPS
22. Merlin:7 TPS
23. Mode:7 TPS
24. zkLink Nova:4 TPS
25. Thorchain:2 TPS
今回のCoinGeckoの調査でわかったことは、主に以下の5つです。
ソラナが最もTPSが高い(つまり速い)
ソラナはイーサリアムに比べて、46倍以上速い
Polygonよりも、ソラナの方が5倍以上速い
EVMチェーンよりも非EVMチェーンの方が約4倍速い
BSCとPolygonがEVMチェーンの中で速い
それぞれ解説します。
2. ソラナが最もTPSが高い(つまり速い)
CoinGeckoの調査によれば、最も高速なブロックチェーンはソラナであることが分かりました。
以下の画像は、2024年5月15日のTVLチェーン1日平均最高TPSランキングです。
※TVL(Total Value Locked):ロックされた金額の合計(預かり資産)
ソラナとSuiが圧倒的に速いことが分かります。
ソラナは、3位のBSCに比べて約3倍の速さです。
Suiも3位のBSCに比べて2倍以上速いことが分かりました。
ちなみに、ソラナチェーンにおける1日当たりの平均トランザクション最高値は、「1504TPS」となっています。
これは2024年4月6日のTPSです。
2位のSuiは、オンチェーンゲームが盛り上がったことにより、2023年7月に854TPSを記録しています。
Suiは2023年のTPSをランキングに載せているのに対して、ソラナは2024年5月15日の値がランキングに載っているのが気になりました。基準は不明です。
2位のSuiは、ソラナと同じく非EVMのブロックチェーンです。
EVM、非EVMについては後述します。
3. ソラナはイーサリアムに比べて、46倍以上速い
イーサリアムのTPSが22.7で、ソラナが1053.7です。
1053.7÷22.7=約46倍
であることが判明しました。
ソラナはイーサリアムキラーとして代表的なチェーンです。
トランザクション処理数の多さがデータから分かりますね。
参考:イーサリアムキラーとは?代表的な暗号資産(仮想通貨)を紹介
4. Polygonよりも、ソラナの方が5倍以上速い
「速いブロックチェーン」としてのイメージがあるPolygon(ポリゴン)のTPSが190.4。ソラナが1053.7TPS。
1053.7÷190.4=約5.5倍
ガス代が安くて速いため、ゲームなどで使用されているイメージが強いPolygonですが、ソラナもゲームに向いていることが分かりますね。
実際にソラナチェーンのゲームも数多くあります。
代表的なゲームはSTEPNですね。
参考記事:NFTゲーム「STEPN(ステップン)」とは? 始め方やゲーム内暗号資産(仮想通貨)GSTについて解説
他にも、「Nyan Heroes」というゲームがあります。
こちらは、Epic Games Storeでのプレイランキングのトップ30に入り話題となりました。
リンク:https://twitter.com/nyanheroes/status/1781319141447893203
Epic Games Store(エピックゲームズストア)は、Epic Gamesが運営するプラットフォームで、人気のあるゲームとしてフォートナイトなどがあります。
参考記事:ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
フォートナイトは「UEFNの盛り上がり」「初期のマップが帰ってくる」など、ユーザー数が増えています。(月間アクティブユーザー2億3000万人)
参考記事:2024年にFortniteをプレイしている人の数
2023年11月5日には、1日で4470万人がゲームに参加。600万人以上の同時接続プレイヤーを記録しています。
参考記事:『フォートナイト』が過去最多同時接続プレイヤーを記録。懐かし復活コンテンツ満載の新シーズンで復帰プレイヤーが殺到中か
そんなEpic Games Store(エピックゲームズストア)でブロックチェーンゲームがランクインしたわけです。
すごいことだと思います。
ソラナのWeb3ゲームについては、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:BCGLIST Solana
5. EVMチェーンよりも非EVMチェーンの方が約4倍速い
まずは、EVMの解説からします。
「Ethereum Virtual Machine(イーサリアムバーチャルマシン)」の頭文字をとったのがEVMです。
イーサリアム上でスマートコントラクトを実行するために必要な「仮想マシン」と定義されています。
・仮想マシン=スマコンを実行するためのソフトウェア環境
「イーサリアムのスマコンが実装されている環境」という認識で問題ありません。
EVMチェーン一覧は以下の画像のとおりです。
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。昔、ぼくが書いたメルマガです。
今回の調査では、非EVMチェーンが8個、EVMチェーンが17個でした。
非EVMチェーン
・ソラナ
・Sui
・TON
・Near
・Aptos
・Starknet
・ビットコイン
・Thorchain
EVMチェーン
・BSC
・ポリゴン
・Tron
・Avalanche
・Cronos
・Gnosis
・Fantom
・Arbitrum
・Linea
・Base
・Mantle
・イーサイアム
・Optimism
・Blast
・Merlin
・Mode
・zkLink Nova
平均TPSをまとめると以下のとおりとなりました。
非EVMチェーンの平均TPS:約284TPS
EVMチェーンの平均TPS:約74TPS
284÷74=約3.8
4倍近く「非EVMチェーンの方が高速」であることが分かります。
6. BSCがEVMチェーンの中で最も速い
BSCが378.3TPS、Polygonが190.4TPSで、EVMチェーンの中では速いことが分かりました。
しかし、Suiに比べて半分以下。ソラナに比べて3分の1以下の速さです。
ソラナとSuiがどれだけ速いか分かります。
7. 終わりに
2024年5月15日時点では、ソラナが最も速いブロックチェーンであることが分かりました。
しかし、ソラナは一時的にネットワークの停止をすることがあります。そこは良くないところです。
また、ソラナの理論上TPSは65000TPSです。
今回の調査で1.5%程度のパフォーマンスしか出ていないことも分かりました。それでもソラナが1番速いわけです。
この記事を書いている途中にAJさん(@aj_wgb)が教えてくれたのですが、ソラナは理論上で100万TPSを超える可能性があるそう。
リンク:https://x.com/aj_wgb/status/1792120224285925469
今回のCoinGeckoの調査まとめブログを貼っておきます。
CoinGeckoの記事:The Fastest Blockchain Processed 91M Transactions in a Day
余談
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後は全然関係のない話をするのですが、5月は界隈がザワつくことがありましたね。
NFT界隈という狭い場所だけでなく、Cryptoの人たちも意見を言うような状態になっていました。
とある人達とご飯に行って知ったことなのですが、ぼくがなぜか激怒されてたみたいですね。どこの誰が何を言っていたのかは聞かなかったです。
おそらく、X(旧Twitter)で自分の意見を言ったからだと予想しています。
ぼくにはネット弁慶のノイズが入って来ないので、全然知りませんでした。
「みんな、これどう思う?」っていうツイートがあれば、自分の考えを言うのはアリだと思いますけどね。
逆に、みんなに問いかけていないのに自分の考えを言うのは微妙かなと思います。
(これは最近自分がしたツイートで反省したことです。)
理由は簡単で、勝手に議論に巻き込んで、「意図しない形で投稿主が叩かれてしまう可能性があるから」です。
もしかしたら、こっちのツイートで激怒されていた可能性もありますね。これならしゃあない。ネット弁慶のノイズとか言ってさーせん。
まぁ前者(投稿主が議論を望んでいる)の場合、自分の意見を言うのは大切だと思います。
理由は、
自分と違う意見を聞ける
自分の考えをまとめられる
自分の考えを説明できないことを知れる
この3つがあるからです。
相手の考えが明らかに違うと思っていても、それを論理的に説明できなければ意味がありません。
今後、自分が何を勉強すれば良いかのキッカケにもなり得ます。
あとは、周りに流されずに意見を言うキッカケにもなりますね。
最後PR
ここからはPRです。
最近、取引所で「Bybit(バイビット)」を使用しています。それのPR。
エアドロ関連のタスクをやっていて、「この暗号資産扱ってるとこ無いやんけ……。」ということが多々ありました。それらの通貨を購入できたのがBybitです。
最近は、SEIやPYTHを購入しました。コインチェックにはありません。
Bybitは取り扱い通貨が多いんですよね。
300以上の銘柄があります。
国内の暗号資産取引所は30もありません。
日本の取引所は通貨の取り扱いに厳しいので、取り扱い通貨が少ないです。
※Bybitはドバイ。
そんなことがあり、Bybitいいね!と思って紹介しました。クレカでも買えますし。
複数アカウントも作れます。
そもそも、ぼくは「これ良い!」と思ったものしか紹介しません。
ブログでは「これ手数料高くね?」と思いながら紹介しているのもありますが……。
わざわざメルマガでは紹介しません。
ということでBybitの紹介でした。
しょうがねぇなぁ、とりあえず口座開設してやんよ、って人がいたら以下のリンクからお願いします。(本音はめちゃくちゃしてほしいです。複数アカウントもできますからね!)
Bybit口座開設リンク:https://partner.bybit.com/b/72583
Bybitの口座開設手順記事:【2024年5月最新版】Bybitの口座開設方法を画像付きで解説
追記
現在、Bybitで「ビットコイン・ピザデー」が開催されています。
2010年の5月22日に、1万ビットコインでピザが購入されました。この取引は、ビットコインが初めて現物の商品(食品)と交換された事例です。
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既存のキャンペーンで3000円(20USDT)がもらえるので、一石二鳥ですね。
口座開設の流れは、以下の記事を参考にしてみてください。
Bybitの口座開設手順記事:【2024年5月最新版】Bybitの口座開設方法を画像付きで解説
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